本日、『小泉進次郎国政報告会』に参加させて頂きました。
国政報告の後半、「集団的自衛権」について言及されていましたので、
メモ書きながら代議士の講演を記載させていただきます。
「国家戦略特区といった地域活性化、
そして最近話題になっている「集団的自衛権」。
これら全てに、貫かれている一本の軸があります。
それは、これからの日本のあり方は
政治頼みではない、政治家任せではない、
一人ひとり私たちが考える時代になった、ということなんです。
集団的自衛権の話については、ここ横須賀は特に関心が高いです。
陸海空の自衛隊がある。
アメリカが持っている海外での海軍の施設としては、
世界最大の在日米海軍基地がある。
その隣には、海上自衛隊の地方総監部もあります。
そういった環境で、みなさんの関心が高い中、
今回政府は、閣議決定をしました。
集団的自衛権の行使ができるようにすること、と
集団的自衛権を行使をする、ということには大きな違いがあります。
これから9、10月からはじまるであろう
次の臨時国会では、この集団的自衛権の行使が容認できるための
法律の整備がはじまります。
安部総理は今日、オーストラリア向かう前の記者ぶら下がりで、
そのための担当大臣を新たに置くことを表明しました。
仮にこれから集団的自衛権を行使しようとすれば、
原則として、国会の事前承認を必要とします。
そして、今回の閣議決定の中で明らかになったことは、
これ以上は、憲法を改正しなければ出来ない、ということです。
今までの日本の状況は、
「日本は外国からやられたらやり返す」ということなんです。
やられてからやり返す、これが今までの日本。
そしてアメリカに対しては、
「日本がやられたら、アメリカはやり返してくださいね、
だけど、アメリカがやられても私達は助けません」、と。
隣の中国の軍事費の強大化というのは、
恐ろしいスピードで伸びています。
4年後、次のロシアワールドカップまでに中国の軍事費は、
日本の自衛隊丸々の軍事費分が増えることになる。
そしてアメリカは、これから世界の警察官の役割はもうしない、
と表明している。
どうやったら日本が、今までの平和を守ることが出来るのか?
だから今回のことで、集団的自衛権の限定的な行使を
容認する方向になったけれども、行使しなくて済むような
平和な環境を今までよりも努力して、日本が外交努力をさらに深めていく。
安部総理がこれから向かうオーストリア、ASEAN
そしてヨーロッパ多くの諸外国を仲間にして、
その上で、これからの平和を貫くんだと。
日本のあり方を一人ひとり考えて、
これからの国政に是非関心を持ってもらって
私も皆さんから常に厳しい目があると思ってこれからも頑張ります。
特に最近では、政治家の質が、問われる事態が多く発生しています。
とんでもないヤジ、泣きわめく記者会見・・・
政治家の質が、政治家としてのあり方が、
これからさらに問われることになります。
これからも厳しい目の下に自分は置かれているんだと、
その気持ちに答えよう、と頑張って参ります」