小泉進次郎事務所主催の
「国家戦略特区勉強会」に出席しました。

講師は、内閣官房地域活性化統合事務局次長、
内閣府地域活性化推進室次長 藤原豊氏です。

政府は先月、地域限定で規制を大胆に緩める「国家戦略特区」に
神奈川県全域を含む「東京圏」など6地域を定めた政令を閣議決定しました。
県内全域が特区指定ということで、
三浦市にも大きなチャンスが広がっています。

藤原次長のお話は、「国家戦略特区」検討の経緯から
具体的内容まで、丁寧な説明がありました。

「国家戦略特区」のミッションは、
「世界で一番ビジネスのしやすい環境をつくる」です。

黒岩知事が医療分野に力を入れていることから
神奈川県は医療に限っての特区だとか、
大都市のみの特区であると勘違いされていますが、
「東京圏」の特区メニュー全てが、
神奈川県全域において適用されます。
また、現在決まった区域方針も当面の大枠ということで、
修正や追加の提案も出来、
水産関係の規制緩和もあり得るそうです。

「地域に、特に外から
民間資金をどう引き寄せるか?」

「自分たちでこのまちのために
何が出来るのかを考える」

これが戦略特区のテーマであります。
政官民のアイディアを結集させて、
三浦市にとってより良い制度•仕組みを
提案していくべきだと思います。
三浦市として本気で「国家戦略特区」を活用する気があるのか?
国家戦略特区特命チームを作るべきではないのか?

6月三浦市議会定例会で一般質問をさせて頂く予定です。

<「東京圏」神奈川県で計画されている規制改革メニュー>

都市計画・まちづくり … 容積率・エリアマネジメント・旅館業法
医療           … 外国医師・病床・保険外併用
歴史的建築物の活用 … 古民家等

※主な追加メニュー候補
 外国人の受け入れ促進
 入管・検疫手続きの簡素化・迅速化
 その他