活動報告『かけはし』第3号 完成!

私石川たくみの三浦市会議員活動報告『かけはし』最新号第3号が出来ました。 今朝は、三崎口駅にて駅頭活動をしました。 議員活動報告『かけはし』を配布すると、 後からSNSやブログ宛に応援メッセージを頂くことがあります。 本当に励みになり、勇気付けられます。誠にありがとうございます。 まちは、皆さんの声によってつくられます。 皆さんに頂いた声を市政にお届けしてまいります。 皆様の声を励みに、力にして頑張りますので、 今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。 『かけはし』は、石川たくみ後援会会員の皆様には郵送させて頂いております。 御希望の方がいらっしゃいましたら、御連絡下さい。 また、ホームページのメニュー「かけはし」から閲覧することもできます。http://ishikawatakumi.com/kakehashi

三浦市制施行60周年記念式典・平成27年新年祝賀式

「三浦市制施行60周年記念式典・平成27年新年祝賀式」に出席しました。 本年2015年は、昭和30年(1955年)1月1日の 三浦市施行から60年という記念すべき年です。 毎年実施されます市政や産業、スポーツなどの振興や 寄付や人道に貢献されました個人・団体への表彰に加えまして、 60周年記念特別功労者表彰が実施されました。 表彰されました皆様の多大なる功績に敬意と感謝を申し上げます。 誠におめでとうございます! 60周年記念コンサートとしまして、 三浦市立三崎中学校、南下浦中学校、初声中学校 ~吹奏楽部合同コンサート~が開催されました。 「高原列車は行く」や新「三崎中学校校歌」、「レット・イット・ゴー」他 夢の共演による精一杯の素晴らしい演奏でした。…

消防出初式

1.6、 平成27年度「三浦市消防出初式」に出席させて頂きました。 今年は特別に「市制施行60周年記念パレード」が開催されました。 2015年は昭和30年(1955年)1月1日の三浦市施行から60年 という記念すべき年となります。 我々三浦市民の安全は、 消防職員78名(前年83)、 消防団員235名(前年235)の 日頃の弛まぬ訓練によって守られています。 平成26年度全国統一防火標語 「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」…

2015年もよろしくお願い致します

謹賀新年。 2015年が皆様にとって、希望に満ちた輝かしい一年になりますようご祈念申し上げます。 年が明けて、相州三浦総鎮守海南神社の甘酒とちゃんこ鍋振る舞いを終えて、 1月1日2:20より海南神社昇殿参拝をしました。 三浦市議会議員に当選させて頂き1年半が経ちました。 皆様の暖かいご支援のおかげで、 日々充実した政治活動ができますこと、心から感謝申し上げます。 昨年2014年、政治と金や議会でのヤジ、政治家の決め方の問題で、 政治不信が深まりました。 我が国のために、我がまちのために本気で尽力する政治家であるか? 問い直さなければいけません。 「信無くば立たず」 改めて気を引き締めて、より謙虚により一層挑戦していくことで、 政治家としての信頼を積み重ねていきたいと思います。 今年2015年は戦後70年の節目、阪神淡路大震災から20年目を迎えます。 安倍首相は、8月15日終戦記念日に合わせて 未来志向の談話、”安倍談話”を発表する予定です。 再び太平洋戦争の歴史認識をめぐって、議論が巻き起こる可能性があります。 そしてそれは、アメリカをも巻き込んだ国益を争う情報戦争なのです。 政治家としての正しい見識、強い信念と覚悟が求められています。 今年も日々是勉強、皆様のお役に立てますよう一層研鑽を積んでまいります。 より謙虚にしかし一層力強く「挑戦」してまいります! 皆様のより一層のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

一般質問の成果「クラウドファンディング」

三浦市議会において私が一般質問で提案してきた中で、 一つの成果を得ることが出来ました。 12月定例議会一般質問において、財源対策としての新しい寄付のかたち 「クラウドファンディング」を提案した結果、 平成27年度実施に向けて、前向きに検討していくというご答弁を頂きました。 観光商工課において現在調査検討中ということで、今後の展開が楽しみです。 これからも、三浦市が一歩でも前に進める前向きな提案をしてまいります。 石川質問: 「…三浦市のふるさと納税のブランド力や発信力を生かして、 さらに寄付についての取組を進めるべきであると考えます。 特定の事業に対してインターネット等で全国から寄附を集める、 クラウドファンディングを導入することは、財源確保に大きな可能性があると考えます。 …新しい観光の核を目指す三浦市にとって、観光案内版やハイキングコースの整備は、 最優先の課題であります。 その後クラウドファンディングについてご検討いただいているのかをお伺いします」 市長答弁: 「近年、本市は積極的にシティーセールスを進めており、観光地としての知名度を活用し、 クラウドファンディングによる事業展開の可能性は高いと考えている。 鎌倉市の担当者へ直接出向き取組内容を伺い、観光案内板の整備について 平成27年度の実施に向けて現在検討している」 【クラウドファンディング”CrowdFunding”とは?】 ある志やアイディアを持った人や団体に対する資金を、 ネットを通じて多数の支援者から収集し実現する手法です。 寄付型、購入型、投資型等があります。 <三浦市民間事業者でのクラウドファンディングの実例> 【MFC クラウドファンディング開「アートでまちを繋ごう!」】 http://misakifc.com/backup/5530 【地球元気村 城ケ島に地域の魅力を大集合させた『島の駅』をつくる!】 https://readyfor.jp/projects/chikyu-genkimura

第4回定例会本会議 閉会

三浦市議会「第4回定例会本会議」は12月19日に無事閉会いたしました。 本会議最終日、議案第59号から第85号に加えまして、 「第86号 工事請負契約の締結について」(新三崎中屋内運動場・武道場)、 人事案件「固定資産評価審査委員会委員の選任」同意についての議案が追加されて 委員長報告の後、採決が行われまして、全ての市長上程議案が可決承認されました。 今回の議会にて、入札によって12月17日に仮契約された (新)三浦市立三崎中学校屋内運動場と武道館の建設工事契約が正式に承認され、 工期は平成27年11月18日完成の見込みとなりましまた。 子どもたちのために、完成が待ち遠しいです。 契約金額は4億2,951万6千円、総事業予算は5億1,905万3千円で、 国庫支出金や県支出その他を除いた一般財源からは約3,166万円の支出となります。 また、長年愛されてきた三浦市体育館(通称 城山体育館)が、 平成26年3月末に廃止することが決まりました。 また、三浦市議会「一般質問」におきまして、 奇跡の自然「小網代の森」の開園からの状況が答弁されました。 来場者は7月の開園から秋にかけて増えて、平日が200~300人、 休日で1,000人程度ということです。 案内板が少なく、来場者が迷うことも多くて近隣住民までご迷惑をおかけしておりました。 緊急措置としまして、三浦市職員が手作りで12か所設置しました。 宮の前峠入口(油壷・白髭神社側)にも3か所設置。 今後は、管理者である神奈川県が、7か所正式な案内板を設置する予定となっております。 現在仮設となっていますトイレについても本設トイレに移行する予定です。 「小網代の森」は、森の水源から湿原、河口までが自然状態のまま保全される 関東•東海地方唯一の大変貴重な場所、「流域」です。 アカテガニなど2,000種類を超える生物が確認されています。 NPO小網代野外活動調整会議では、「小網代学習ボランティアウォーク」を 毎月第3日曜日に開催、解説を聞きながらの体験ボランティアで、 どなたでも無料で参加することができます。 http://www.koajiro.org/

戦没者追悼式

「三浦市戦没者追悼式」に出席しました。 戦後69年、先の大戦では1,020名の三浦市民が犠牲になられました。 あらためて尊い犠牲に対し、謹んで追悼申し上げます。 「くにのため いのちささげしひとびとの ことをおもえばむねせまりくる」 戦没者慰霊碑より…

都市厚生常任委員会 行政視察

三浦市議会「都市厚生常任委員会 行政視察」に参加しました。 視察先は、新潟県妙高市・上越市です。 1日目は妙高市。 平成19年に新井市・妙高高原町・妙高村を編入合併し、 市名は妙高山にちなみ「妙高市」と命名して誕生しました。 妙高山麓一帯は上信越高原国立公園に属し、雄大な自然景観と四季折々の変化に富み、 多くの温泉やスキー場などの観光地を抱えています。 面積は445.5㎢、人口規模は約3万5千人で、高齢化率は31%となっています。 高齢者を支える「地域安心ネットワーク推進事業」 について研修をさせて頂きました。 過疎化、高齢化が進む妙高市は、平成20年度より 地域住民、地域組織、各種サービス関係者(保健、医療、介護など)、 民生委員、社協、行政などによる地域支え合いのネットワークを構築することで、 限られた資源を強い連携で結びつけて最大限に生かすための、 「地域安心ネットワーク推進事業」を実施しています。 社会福祉協議会への委託事業で、社会福祉士2名を採用し、総事業費は約1,500万円です。 三浦市の高齢化率は33.2%で県内一位であり、 改めて地域ネットワークの再構築を考えていくべきだと痛感しました。 「地域安心ネットワーク推進事業」の事業内容は… ①地域支援専門員による、要支援・見守り等のコーディネート  及び地域連携会議あるいは地域支え合いマップの作成 ②見守り活動の普及 ③高齢者見守り拠点の普及 ④地域外ボランティアの育成 事業スタートに当たって、平成20年度~22年度には高齢化、 過疎化が著しく進展している28集落をモデル事業とし、 23年度~25年度は高齢化率29%以上の集落や隣接する100町内会を対象として 実施しています。この取り組みが効果があると判断し、 27年度までに残りの64町内会、集落にも広げ、全市で取り組むようになりました。 支援が必要な住民(高齢者独居世帯・高齢者のみ世帯・高齢者日中独居世帯等) を対象とし、見守りが必要な人や世帯に対し、日ごろから付き合いがある方2~3名に、 身近で穏やかに支援をする「生活支援員」になってもらいます。 また、地域に核となる「地域支援員(地域で活動されている住民)」を配置します。 対象者には「連絡ノート」を作り、それを介して、民生委員・社会福祉協議会・行政と連携し、 情報を共有しながら孤独死などの発生が起きないよう見守りを行うものです。 無償ボランティアでの活動は、使命感や義務感にとらわれなく活動しやすい との委員からの声があがっており、 現在までに、1,013ネットワークが構築されて活動をしています(実働634ネットワーク)。 また、引きこもりをさせないようにと、地域の集会場などで、 「つどい」と称する居場所作りが行われ、元気茶屋、地域元気教室、ラ・フランスなどの ネーミングでのミニサークルも活発に活動。 男性の参加が少なく苦慮しているために、参加率が高い「筋力トレーニング講座」 のような数字が毎回確認できる講座を開き参加促進の工夫をしているそうです。  そのほか、市内にある高校の生徒に、ボランティア活動に参画してもらうなど、 ボランティア育成事業にも取り組んでいます。 それぞれの地域に根ざした見守りネットワークの構築が必要です。 見守りというと、支援者側に役割や責任が重く問われるようで、 その担い手確保が課題とされますが、妙高市では、 昔ながらのご近所づきあいのような「ゆるやかな」見守りによって、 生活支援員を確保し、1,013個ものネットワークの構築を実現したことは、 大変参考となりました。 ご指導頂きました妙高市議会議員、 妙高市役所職員の皆さまにはお世話になりました。 誠にありがとうございました。 「運は天にあり 手柄は足にある」上杉謙信 三浦市議会「都市厚生常任委員会 行政視察」の二日目は、 上杉謙信のふるさと上越市でした。 上越市は、平成17年に全国最多となる14町村の大型合併によって生まれました。 そのような事情もあって、地域の一体感と郷土愛の醸成を目的に実施しているのが、 子どもたちの体験活動プログラム「謙信Kidsスクールプロジェクト 海と山と大地の楽校」です。 「ふるさと上越を語ることができる子どもを育てる」ことをねらって、 総予算約500万円、年間869名定員に対して約700名参加の事業規模となりました。 上越市生涯学習推進課が、自然や歴史、文化などの特色を生かした33の楽校(がっこう) を企画し、市内小学生が地域性ある体験活動を通して学び、 そして郷土愛を深められるようにしています。スタッフとしては 上越市教育委員会の職員を中心に、活動拠点の地域の方々、専門分野の講師、 大学生ボランティアなどで構成されています。 具体的な事業内容は、一番人気の「科学の楽校」はじめ、 合併前の地区の特性を活かした「雪」や「雅楽」「そば」の楽校、 前島密生誕地ということで「手紙の楽校」上杉謙信の居城春日山城があることから 「謙信の楽校」等様々な魅力ある事業が企画されています。 ご指導頂きました上越議会議員、 上越市役所職員の皆さまにはお世話になりました。 誠にありがとうございました。…

地域医療政策セミナー

東京都市センターホテルにて開催の 全国自治体病院経営都市議会協議会主催『第10回地域医療政策セミナー』に 三浦市議会都市厚生常任委員会メンバーと三浦市立病院職員が参加しました。 平成25年度三浦市立病院は黒字経営ですが、 今後も地域医療を取り巻く環境は厳しくなります。 医師不足・偏在問題をはじめ、地域における医療現場の実態について 詳しいお二人の講師により、地域医療をいかに守り育てるかについて、 それぞれのご経歴や実務経験を踏まえたお話を伺います。 『激動の時代の病院経営とは        ~これからの経営マネジメントと地域連携を考える』 講師:社会福祉法人恩賜財団 済生会 正木義博氏 横浜市東部病院を黒字化した経験をふまえて、 病院をいかにして変えていくか?が今回の講演テーマ。 元早稲田のラガーマン、チーム一つの塊となって、病院を改革していくべき。 病院というのは、装置産業→ベッドが埋まらない(8割)と赤字になる。 → 病床が埋まらなければ対策を考える!   救急を断らない病院に(救急の半分は入院に繋がる)! 1.医療を取り巻く外部環境の激しい変化 <診療報酬改定率の推移>→ 1996年を100とすると、 2014年では、90.154で、9.846%の減少(消費税対応分を除く) <社会保障制度改革国民会議報告書(25年8月6日)> 「地域医療完結型」の方向へ→ネットワークの構築(医療・介護・福祉) 「どれほどの病院がついていけるか?」 <26年度診療報酬改定から基準の見直し> → ①高い精度の要求 国としては、7対1病院を半分にしたい ②十分な職員の配置 ③在宅復帰機能の強化 在宅復帰率の追加要件 75%以上 <自治体病院 経常収支の状況> 黒字病院 53.6% 赤字病院 46.4% 自治体病院は黒字が減少している…23年53.0%→25年46.4% <今後制度改定が考えられること> ●DCP暫定調整係数削減 ●入院対外来比評価の復活? ●紹介状をもたない外来患者の負担増 5,000円予定 2.病院改革を推し進める ●外部環境への対応 ●健全なる経営組織体 ●医療の質の向上 これから病院が向かうべき方向・目標を明確にする ↓ 行動計画書を作成する ↓ 戦術にのっとり実行 ↓ 病院が立てた行動計画の成果 を広報する 3.バランス・スコアカードを使った計画立案(BSC) <BSCの基本構図> ●財務の視点 ●顧客満足の視点 ●業務プロセスの視点 ●学習と成長の視点→忘れられがち 職員の満足・働く喜びの向上 組織への帰属性向上 BSCとは、1992年米国ロバート・キャプラン教授が発表した業務評価システム。 未来志向、バランスの取れた経営。 ⇔ 財務指標等の古典的経営管理には、ビジョン・戦略はない 「ビジョンを作成しなければ改革出来ない」 ビジョンを達成するために戦略を策定し、その戦略を実際に遂行していくためには、 具体的な行動の戦術が必要で、その戦術を記す計画書が重要である。 <全職員で年度行動計画をする目的> 組織のベクトル合わせによる組織の活性化と変革 行動計画書は部署、「チームで作成」 KGI(数値目標値)を設定 個人目標は人事評価に繋がる → 部署から個人へ 400床病院で 入院単価10万円に・外来単価もアップ 4.患者さんサービスを行う <クリニカルパスを作成> <やさしさ・挨拶・マナー・接遇> 朝から患者さんをお出迎え・車椅子を準備 <疾患説明書> <公開講座の充実> 出前講座を実施、地元のイベント参加 5.連携(ネットワーク)システム作り <医療ネットワークの構築> 「病診連携室」「病床管理部」という部署 救急患者の50%が入院患者になる。 医療・介護・福祉に関わる部署が連携 <医療人の育成> <地域包括ケア病棟> 熊本市では急増 6.医療連携強化のための努力 <ドクターの営業努力> ●実習・研修受け入れ ●カンファレンスの開催 ●ドクターの地域派遣 ●患者紹介・逆紹介 逆紹介率190% 7.最近の連携医療 転院率 通常5%、熊本病院は29% ※地域に診てもらうようにする(リハビリ等) 平均在来日数 約9日 〈これからの連携医療体制の構築〉 地域包括ケア病棟 在宅患者をしっかり診る 回復期医療施設が連携の中心へ 8.事務の仕事を変える <経営マネジメントは事務の責務> 経営管理 医療の判る事務職員の育成 コメディカルが協力的な病院 人的要素が重要  → 医師が働きやすい環境へ(学会や資格を受けやすく等) 「経営企画室」情報収集、分析 9.「チーム」を作る スクラムのようなチームワークを! 人事制度マネジメント→プロフェッショナル集団・職員と家族の幸せ まずは繰入金返上 チームリーダーを育てる→ ●何が問題なのか見つけ出す力 ●大きな夢と希望を持ち語る力 ●部下への心配り、部下を信じ、勇気を与える力 ●あふれる自信、諦めない精神力 ●成功への強い決意と多くの知識、実行力 10.経営マネジメントを行う 専門家以外の仕事は全て事務方の仕事 <地域ニーズに応じた医療実現への努力> 組織・財務・業務・マネジメント分析を行い月次報告をする <質の高い医療の実現> 11.今、病院に求められているもの ●経営資源を集中できるか?「人」が大事 ●地域の信頼 ●質の高い医療の提供 ●いかに早く組織改革ができるか ●職員が一丸となりチーム化できるか 病院改革の見える化→ BSCの活用 「地域への貢献、患者さんの喜び、そして職員の幸せを」 『志を救われた泣き虫小児科医の一例』 講師:兵庫県立柏病院小児科部長 和久祥三氏 「丹波の事例から、和解の心を知ってもらいたい」 <地域医療とは…?> 医師や医療従事者が地域の住民に働きかけて、 疾病の予防や健康の維持、増進のための活動を行うこと。 地域医療の主語は…「住民」「医療者」「行政」 「心」医師の志・住民の心がけ 「技」医療・行政システム 「体」医療スタッフ・お金 <医療崩壊> 大学病院の独立採算 平成16年度「新研修医制度」→ 人材派遣システムの崩壊 医師数国際比較…日本は最下位から4番目 2.1人/人口千人当たり ギリシャ 5.0人、ベルギー 4.0人、ドイツ 3.5人、 米国 2.4人、カナダ 2.1人/千人当 <小児科医は三重24時間拘束苦> 周産期医療 一般・救急小児科外来 一般小児科入院管理     全て24時間即対応 <医療者自身もその家族も「医療崩壊」の犠牲者に> 患者の親が、医師の過酷な勤務実態を知って…丹波新聞の足立智和氏が介入 ●当直明け36時間連続勤務 ●外来・入院・救急・緊急手術の綱渡り ●患者の無理解によるコンビニ受診 丹波の母親たちが本気になり、母親たちが主語になった。→ <県立柏原病院の小児科を守る会>設立 住民運動が立ち上がる→ 守る会のスローガン ●コンビニ受診を控えよう ●かかりつけ医を持とう ●お医者さんへ感謝の気持ちを伝えよう <守る会のノーベル賞級の活動とは?>→ 「医療の不確実性」を母親たちが伝える 181カ国の妊産婦死亡率→398人に一人が亡くなる 日本のデータは…14,286人に一人。 「お産は危険という前提」→訴訟の対象→産婦人科を選ばなくなる 救急医や外科医も訴訟リスクで医学生が選ばなくなる。 「守る会」は、柏原病院の小児科だけでなく、日本の医療を守ろうとしている! <丹波医療再生ネットワーク>設立 「私の講演以前にコンフリクト(紛争・葛藤・ケンカ)に対する 問題解決・和解の方法をご存じでしたか? → NO 91.4% 「我々の日常はコンフリクト(矛盾と対立)に充ち満ちている…」 個人:葛藤、個人間:いさかい・争い・揉め事、 集団内:内部紛争・派閥・いじめ、集団間:抗争・紛争 『あの人と和解する』井上孝代著 「和解」の方法とは?→ <トランセンド法(超越法)> 国連アドバイザー ヨハン・ガルトゥング …「妥協」いう両者に不満が残る低い目標ではなく、 仲介者をつけることで「両者の希望の総和+α」の解決地点を模索する コンフリクトは… ●二つ以上のゴール(目標)が両立・共存しない状況 ●人間社会にはつきものの現象 ●ミクロからマクロまで様々なレベルで生じている。 ●それ自体が善または悪であるというものではない 人間関係や社会関係を発展させるのが、「矛盾」であり、 人間を発達させる原動力となるのが「矛盾(コンフリクト)」 <トランセンド法の特徴> ①基本姿勢「共感」「非暴力」「創造」 ②一方的決定の先延ばしをして、各当事者と別々なところで会い、対話する ③別々の場所での聴取なので感情処理が容易 ④各当事者の理想的な結果は何なのかを各々から聴く ⑤ブレーンストーミングで批判無しで話し合う ⑥当事者双方の基本ニーズが満たされ、 コンフリクトの5つの結果に照らし合わせ紛争を転換 <コンフリクトの過程の結果> ①A1が勝つ(暴力・審判) ②B1の勝つ(暴力・審判) ③撤退(言い逃れ) ④妥協(交渉) ⑤超越(対話) 妥協しながら、蛇行しながら超越点を目指す ⇒ 今回の場合は…「地域医療を守ろう!」という理想に辿り着く <トランセンド法の心理的プロセス> レベル1.ウィンルーズゲーム…最も原始的 正義は一方 レベル2.ゼロサム・ゲーム…認知の拡大で妥協 レベル3.ウィンウィン・ゲーム…二つの結果を可能にする レベル4.トランセンド法…

海上からの台風18号被害検証

台風18号の被害状況について、海上からの確認に立ち会わせて頂きました。 三崎港赤灯台と二町谷防波堤等の被害検証を行いました。 船を出して頂きました丸十丸さんには大変お世話になりました。 誠にありがとうございました。 うらりから乗船させて頂いた丸十丸さんの船です。大変お世話になりました。 三崎港の赤灯台の土台が真っ二つに分かれてしまっています(青い矢印)。 また、赤灯台に備え付けられた太陽光発電の装置が無くなっています(赤い矢印)。 灯台の管理は「横須賀海上保安部」、土台の管理は「神奈川県」になっています。 二町谷防波堤の破損個所、青い矢印の部分がソックリ壊れてしまいました。 二町谷防波堤等の管理は「神奈川県」です。 二町谷埋立地裏の防波堤、最近1.6mのかさ上げをしましたが(青い矢印部)、 今回の台風による波は、それをはるかに越えました…。 現在までの越波対策工事は途中段階です。 埋立地裏側の防波堤には、さらに大型70トンのテトラポッド1,000個が追加されます。 完成後に検証しなければ、最終的な防波能力は判断できないのです。…